こちらの記事では、最後のどんでん返しが秀逸な衝撃の漫画『夫の愛を妻は知らなかった』
こちらの原作小説の最終話の結末を公開していきます!
原作のネタバレになるため、まだ『夫の愛を妻は知らなかった』を呼んでいる途中の方はご注意ください。
最終話で一体どんな展開になるのか?
主人公・美砂が迎える衝撃のラストや、夫の健の過去が衝撃のストーリー。
それでは、実際に『夫の愛を妻は知らなかった』の原作ネタバレと小説のラストをご紹介します!
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夫の愛を妻は知らなかった結末・原作ネタバレ!
ここからは『夫の愛を妻は知らなかった』原作小説のネタバレや結末を公開していきます!
主人公の美砂は、現代でのいまだに女性の間では論点になる『家庭を持つ=幸せ』『子供を持つこと=女の幸せ』ということに流され結婚。
そんな主人公と夫の夫婦生活が破綻していく様子と、モラハラ発言を繰り返す夫との愛憎入り混じるラブサスペンスのネタバレを公開!
小説版はすでに完結しているため、漫画の発売が待てないという人にわかりやすく解説しています!
原作小説「零れる焔」はエブリスタという小説サイトで掲載されており、現在も読むことができますが、こちらでは簡潔に内容をまとめてご紹介していきます。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ①:主人公・美砂の結婚
主人公の美砂は付き合っていた男性出会った健に対し、「この人が道を持ってる」と確信し、その道を信じ結婚。
健からの「将来結婚しよう。絶対幸せにする」という言葉を受け入れ結婚を決めました。
しかし、この健という男性は物事に対しはっきり言うタイプで美砂をさんざんこき下ろすような俗にいう「モラハラ夫」だったのです。
美砂は幼いころからなんでも人の後ろについて回り、極端な受け身な性格のため、健に批判をしても丸め込まれることを知ってしまいます。
そのため、モラハラだと自覚することなく、旦那の暴言に耐え「離婚したい」という言葉を難なく交わされる毎日でした。
しかも、健の母親には「孫アピール」をされる始末だったのです。
そんなところに美砂が勤めるパート先には、彼女の初恋の人であった「湯島透也」という人物と奇跡的な再開を果たしました。
この人物が美砂の運命を変えることになるのです。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ②:限界を迎える美砂
彼女は過去の初恋の人物での再会に浮かれていたものの、夫の健が今まで一度もしたことがなかった「泊まりがけでの仕事」でまさかの一晩の不在。
パート仕事から浮かれて帰ると、いつの間にか帰宅していたのか自宅には健がおり、今までたっていたことがないキッチンに彼は増した。
そして健からは「台湾への出張が決まった」という話が舞い込んできます。
引き続き行われる義母からの孫催促や、まさかの「子宝祈願のブレスレット」のプレゼント…。
そこから美砂は奇跡的な再開を果たした透也との食事の約束を取り付け、彼との会話中になんと夫である健がモラハラではないのかという自覚をついにしたのです。
ですが、そこへ健の出張に同行するという晶という女性を、夫が家に招くということが決まりました。
実の母親と料理を決めたりして美砂なりに頑張ってみたものの、いざ当日を迎えると晶の前で健は美砂を「愚妻」呼ばわりするのでした…。
晶の登場という一見から離婚の異議申し立てをするも、健は自身が晶と体の関係があることをあっさり認め、さも自分は悪くないという姿勢を崩さなかったのです!
彼女は風呂に入る健がいよいよ限界だと思い包丁を握るも、とっさに思いとどまり、名木くずれるしかありませんでした…。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ③:健の弟が失踪?
晶の登場という一見から離婚の異議申し立てをするも、健は自身が晶と体の関係があることをあっさり認め、さも自分は悪くないという姿勢を崩さなかったのです!
しまいには「晶も美砂も両方大事だ」だとぬかしたりするスタンスでした。
健が浮気をしていることを知ってしまったからには、彼女は離婚に動き出します。
そして彼女はパートからフルタイムの正社員で働き「一人で生きていく」ことを決意しました。
また美砂は離婚のための証拠集めに奔走するのですが、同僚だといって連れてきた晶と健の電話と思われる会話の中で、不穏なワードを耳にしてしまいます。
それは「晶に対し合いの言葉をささやく」内容と「27日にいつものところで花束をもって・俺の弟・去年はすまなかった」というワードでした。
健には理一という弟がおり、美砂と健の結婚式以来顔を合わせていませんでした。
27日という日に離婚の手掛かりがあると思った美砂でしたが、照らし合わせたように義母からの会って話がしたいという連絡が入り、離婚に向けて美砂はこれに承諾。
義母に対し理一の事を問い詰めると挙動不審になり、晶の名前にも過剰に反応し、明らかに様子がおかしく理一という存在を義母は隠そうとしています。
この状況に何かを察した美砂は会話の内容を録音、ついには義母の口から理一が勤めているという会社名「エスアンドユーケイ」を美砂は聞き出すことに成功。
この会社を突き止め電話を入れるものの、理一という社員は存在しておらず、『行方不明になり突如として会社を辞めてしまった』という元上司からの連絡が美砂に入るのでした…。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ④:弟の理一の真相
「こんなことになって!なんで理一ちゃんが!絶対にあの女の誘惑だったに違いないわ!!」
健の母親は昔から理一にぞっこんで、健の事をないがしろに育ててきた毒親でした。
理一の行動に問題があったことを健は伝えるも、母には右から左で理一に欠点があるわけ内の一点張り。
「あなたは殺人者よ!」
今回の晶との一件を作った要因はすべて理一にあったのに、母親は彼の汚点を認めずすべてを健に擦り付けました。
健は警察への出頭を検討するものの、彼の母は「息子をいっぺんに失えというのか」と健を引き留め、しかも一番最悪な手段に出ます。
それは理一の死を隠蔽するためとある場所へ埋めること。
かつて健は晶の家庭教師をしていたのですが、なんと理一は自分に振り向かない晶にしびれを切らし襲い掛かったのですが、そのはずみで理一は死んでしまったのでした…。
理一の死の要因となった晶とのもめ事や晶と母親と事件を共有することに。
晶はこの事件にのっかり、かねてから手に入れたかった健を脅し「一生責任をとれ」と事件が明るみにしてしまうということを盾にしたのです!
そのころ、美砂は理一と彼が勤めていたという会社からもらった情報から、かつて結婚式に来ていた理一が全くの別人であることを知りました。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ⑤:隠し事を問いただすも一蹴
健の弟である理一の事が気になった美砂は、結婚式場に来ていた男性が一体誰だったのかを問いただします。
すると健は何事もなかったかのように「理一は失踪しており、当時は波風を立てたくなかったがために別人を理一として紹介し用意した」とあっけなく白状。
このことをどうして隠していたのかを問いただしましたが、健は逆に美砂の浮気を疑ったのです!
いつの間にか湯島透也と一緒に仲良さげに行動しているところを盗撮されていて、その写真を健は突き出してきたのでした…。
美砂は裏表なしの会話をするために今日念入りに準備をしていましたが、健にその思いはあっけなく裏切られ、美砂はついに我慢の限界に。
家を出ようとする美砂に対し「逃げるのか!」と声を荒げる健を放置し、美砂はすべてを投げ出すのでした。
これでよかったんだ…。
健の独白が胸中で繰り広げられますが、彼はそれを口にはしません。
一本の電話が健に絶妙なタイミングで入ってきましたが、相手は…晶でした。
「健?どうだった?あの写真役に立ったでしょう?美砂さん卒倒したんじゃない?」
悪魔のささやきのような声健にとって悪魔のアナウンスのように聞こえます。
「そうだな。驚いて傑作な顔をしていたよ…。」
健は緑色の用紙に視線を向け、当時理一との事件に遭遇した晶の姿を思い出します。
髪を振り乱して健に縋り付く晶と横たわる理一、そしてそれを…。
健は自分に”時間がないこと”を理解しており、用紙に向かってペンを走らせます。
夫の愛を妻は知らなかった原作ネタバレあらすじ⑥:離婚届の提出
ついにモラハラ夫・健の手から逃げ出した美砂は実家に帰省していました。
温かく迎えてくれる両親に、事の真相をすべて打ち明けることにした美砂でしたが、話をしているうちに美砂の母親に一本の電話が入ります。
相手はまさかの健、自分のマンションからの電話で間違いなく、どうしようともたついている間に美砂の母親は受話器を取ってしまいました。
そして電話をとるや否や怒号を上げる母親は、浮気の事を健に問いただし、こちらへ謝罪に来いとつよく非難!
翌日の夜に健は手土産とともにスーツ姿でやってきて、「大変申し訳ございませんでした」と不快謝罪をするのでした…。
自分の浮気を認め、美砂の父親に殴られそうになりつつも健は謝罪を辞めません。
しかも慰謝料を用意するといい、晶と一緒に暮らすと宣言し離婚届を出してきたのです。
父親に怒号とともに追い出された健を美砂は追いかけると、「初めて関西に行った日の事、泊まったホテルは何階?」と意味深なことを聞いてきます。
それを忘れていなかった美砂はいよいよ離婚を承諾した健にあっけらかんとしています。
あれほどまでに離婚を拒んでいたのに…。
その後健は晶の待つ新居に向かい、とあることを画策するのでした。
健が美砂に伝えたかったこととは一体?健と晶、健の母親が共有する者とは?
物語のクライマックスはまさかの展開を迎え『夫の愛を妻は知らなかった』というタイトルのすべての真相が明らかになります。
夫の愛を妻は知らなかった結末・原作小説の最終話ラストで健の過去すべてが明らかに!
零れる焔【夫の愛を妻は知らなかった】ってやつのマンガがおすすめに出てきて気になって原作読んだわ
ねぇ、誰か読んだ人おる?🙄
しんどい🥹— パァちゃん.s( ᐛ👐)🦊🦍 (@_aAa_rch) June 2, 2023
『夫の愛を妻は知らなかった』の物語は怒涛の展開を迎え、途中途中で健と晶が抱え共有する何かが見え隠れしていきます。
そして、この二人が抱える爆弾を美砂は知らないままに離婚をしてしまいました。
次の恋に踏み出す美砂でしたが、物語は美砂も読者さえも思いもよらない方向に向かいます!
ここからは『夫の愛を妻は知らなかった』の衝撃の展開と2人の間に真実の愛が確かにあったと思える結末について解説していきますので、ぜひ最後まで見ていってください!
夫の愛を妻は知らなかった結末:健は病で死ぬ
結論から言いますと、なんと最後には美砂の夫であった健は病死してしまいます…。
彼はなんと長年抱えていたあまりにも衝撃の事実を隠し通し、精神に負担がかかり過ぎていた為か、なんと白血病になっていたのです。
美砂と一緒に過ごしていた時から病院へ通っていたような描写があるのですが、晶と一緒に同棲するようになってからは、その医者からの施術や何もかもを拒否。
最終的にはただ死を待つだけのホスピスに入院する流れに…。
健はかたくなに医者の手術を受けることを拒否し最終的には美砂や晶・義母のすべての真実を明らかにするために準備をし、亡くなってしまいました…。
このシーンは小説すべてをしっかり読んだ人には、まさかの大どんでん返しが待っている展開で、涙腺に思わず来ました。
健が抱えていた壮絶な闇の真相が知りたい人は、ぜひこのシーンを読んでみてください!
夫の愛を妻は知らなかった結末:昌は健の母・景子に殺される
健が亡くなって告別式が行われます。
美砂はその場によばれ、かつて元妻だったことを理由にこれに参加。
しかし、その告別式会場で流された親族に向けて作られたメモリアルムービーには、すべての真相が明らかにされるような内容でした!
今まで晶が健に向けて行ってきた仕打ちの数々、健の弟・理一と晶の間に何があったのか、理一はどうして死んでしまったのか…。
この真相を統べて知った健の母親・景子は、告別式に現れます。
…その手に日本刀を持って。
健の母親である景子は健の告別式の入院先はおろか告別式の事すらも秘密にしていたので、景子は告別式にいなかったのです!
健の母親は自分の天使のように大事に育てた理一を、晶に明かされた真実を元に裁きを下します。
会場には悲鳴が響き渡り、晶はここで絶命…。
2人の息子をただの一人の女に奪われた景子は完全に気がふれており、誰もが近づけずにいました。
ここは完全にホラーでした…。
思わず顔面蒼白になるとはこのことだと小説を読んでいてまさしく感じましたね…。
夫の愛を妻は知らなかった結末:美砂は湯島と結婚する
告別式の騒動のあと、やっと落ち着いた美砂は、かつての初恋の人だった湯島透也という男性とついに結ばれることに…。
あらゆる困難を乗り越え、誰かについていってばかりの自分ではだめだと気づいた彼女は一念発起。
透也からのプロポーズを受け入れ、結婚式を挙げることになります。
美砂は健が亡くなる前に彼の様子をお見舞いに行ったのですが、このシーンを見ていた読者さんは美砂と透也の結婚式で確実に涙腺が崩壊すると思います!!
このシーンは本当に美砂と透也の二人には幸せになってもらいたいと強く感じました。
健は美砂を本当に愛していたのか?
健の一連のモラハラ行動に関しては、しっかりとした理由がありました。
ここは物語の肝になる部分なので、あえて少しぼかしますが、ここをちゃんと読んだ人は健には確かに不器用ながらも美砂に対して強い愛があったことがわかります。
美砂は健に対し「愛し方がわからなかった人」と言っていましたが、筆者もまさしくそうだと感じました…。
健は幼少期、母親である景子に弟の理一と比べてかなり差別的に育てられている過去があります。
そのせいか健はひどくゆがんでおり、美砂に対してしっかりとした愛情があったものの、人を疑うことをやめられなかったのです。
本当の愛を手に入れようとしたときに晶と再会してしまい、彼の人生は狂ってしまったのでした…。
小説版には、健が美砂に対してどのように思っていたのか丁寧な描写があるので、気になる方はぜひ漫画も非常に面白かったのでぜひ見てほしいです!
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まとめ
本日「夫の愛を妻は知らなかった~零れる焔」の最新話が配信されました。
是非ともよろしくお願いします(*^^*)左東先生の描いてくださる美砂の笑顔がとても素敵です!
— みやおう@零れる焔~コミカライズ配信中 (@woGc6nyojjV8gum) May 26, 2023
今回は『夫の愛を妻は知らなかった』の原作ネタバレやその衝撃的な結末を解説していきました!
原作ネタバレの内容は非常に濃い物で、当初筆者も小説を読み始めたとき、ただのモラハラ夫が凄まじい…、といった内容で読み始めましたが、まさかの結末に驚きました。
健の過去や最終話に起きる大どんでん返しのラストには圧巻のひとことだと感じます。
夫の愛を妻は知らなかったの結末に関しては、読み手に様々な感情を植え付けると思います。
健の過去からこうなることは仕方なかったと捉えるか、健がかわいそうだと捉えるか、賛否が分かれているところも思わず「わかるな~」と思えます。
小説版の美砂と健に本当の愛があったのかどうか、ラストはどうなってしまうのかが気になる方はぜひエブリスタに読みに行ってもらいたいです!
まるで一本のドラマを見終わった気になれるような気持ちになれるので、ぜひ最終話まで見ていただきたいですし、強くお勧めできるものとなっています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!